あったかくなってきましたね。今日は子供の日です。子供達は元気でいいですね、みなさんも子供たちに負けないように、ウォーキングや運動を日常生活に取り入れていきましょう。認知症のリスクで、やはり運動不足は高リスクになるとデータが出ていました。運動は認知症予防にもなりますし、寝たきり予防にもなります。ちなみに難聴や社会的な孤立も認知症リスクだそうです。
今回はむくみについてお話します。在宅療養中に足や体のむくみが気になるという相談は少なくありません。むくみは体の水分バランスや血流の変化によって起こりやすく、日常生活の中での工夫が改善につながることがあります。
まず意識したいのは、同じ姿勢を長時間続けないことです。座りっぱなしや寝たきりの状態が続くと、血液や水分が重力で下半身にたまりやすくなります。可能な範囲で体位を変えたり、足を動かすことで流れを促すことが大切です。運動で筋肉を動かすことで血流促進され、むくみ予防になります。同じ理由で寝たきりの患者さんは背側に浮腫が出現しやすく、麻痺のある患者さんは麻痺側に浮腫が出現しやすくなります。
そのため、足を少し高くして休むことも有効です。クッションなどを使って足を心臓よりやや高い位置に保つことで、たまった水分が戻りやすくなります。無理のない姿勢で行うことがポイントです。
適度なマッサージも効果が期待できます。足先から体の中心に向かってやさしくさするように行うことで、血流を助けることができます。強く押しすぎないよう注意しながら行います。
水分や食事のバランスも関係します。塩分のとりすぎに注意しながら、適度な水分を保つことが重要です。極端に制限するのではなく、日々のバランスを意識することが大切です。
在宅医療では、むくみの原因に応じて薬による調整を行うこともあります。むくみの原因として、心不全、腎不全、甲状腺機能低下症、低栄養など身体所見、病歴、採血結果などから原因精査し、内服薬などで治療を行っていきます。日常の工夫と医療的な対応を組み合わせることで、より良い状態を目指します。
むくみは日々の生活の中で変化しやすい症状です。小さな変化に気づきながら、その方に合った方法を続けていくことが、安心した在宅療養につながります。
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