のどの痛み ☆内科☆ | 福岡の在宅医療・訪問診療「クリニック・ホームドクターズ」総合内科・糖尿病内科・消化器内科

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のどの痛み ☆内科☆

のどは、食べ物が通る咽頭と空気が通る喉頭に分けられます。日常生活における刺激や感染症などによって咽頭や喉頭の粘膜に炎症を起こすことがのどの痛みの原因になります。

<原因>
・喫煙
タバコの煙は、さまざまな有害物質を含んでおり、気管や気管支を刺激してのどの痛みを引き起こす原因になります。のどだけでなく、気管、肺、食道などあらゆる部分に炎症を起こすので控えるといいでしょう。
・刺激物の摂取
大量の飲酒や、辛い食べ物などはのどを刺激し、のどに炎症を引き起こすことがあります。
・声帯の酷使
大声を出して声帯を酷使すると、声帯部分が炎症を起こすことがあります。
・咽頭炎
ウイルスや細菌によってのどの粘膜に炎症を起こす急性咽頭炎は、のどの粘膜が赤く腫れ、痛みを感じ、頭痛や発熱をともなう場合もあります。急性咽頭炎を繰り返すと、慢性咽頭炎になることがあります。強い痛みや発熱はなくなりますが、のどの不快感、異物感が続きます。最近ではコロナウイルスによる咽頭炎の可能性もあります、コロナウイルスは症状が多彩で咽頭炎のみの場合もあります。気になることがありましたら当院で抗原検査が可能です。
・扁桃炎
同じくウイルスや細菌感染症により引き起こされる炎症で、のどの奥の扁桃が赤く腫れあがり、悪化すると表面に白い膿をもちます。39~40℃の高熱とのどの激しい痛み、全身倦怠感があらわれます。さらに感染が広がると、首のリンパ腺に腫れと痛みが出ることもあります。

<予防法>
・ウイルスを寄せ付けない
のどの感染を防ぐために、外から帰ったらうがいは必ず行いましょう。また、水だけのうがいではなく、コップ1杯のぬるま湯に対して、少量の塩をまぜた食塩水を使うと除菌効果がさらに高くなります。マスクをして、外出から戻ったら、必ずうがいと手洗いをしましょう。また、普段から体力づくりを心がけ、食事、睡眠をしっかりとり規則正しい生活を行い抵抗力を上げてください。
・室温、湿度を調整する
空気が乾燥すると、ウイルスに感染しやすくなります。感染しにくい、室温が20~25℃に、湿度が60~80%になるように調整しましょう。加湿器を利用したり、部屋に濡れタオルを干したり、お湯を沸かすことでも行うことができます。
・刺激物を控える
喫煙、アルコール、香辛料などは、のどに刺激を与え、炎症を引き起こします、取りすぎは控えるようにしましょう。

<対処法>
生活習慣を改善し、声帯や扁桃の炎症の場合、ウイルス感染症なら1週間程度で治まるのが一般的です。溶連菌など細菌感染が疑われる場合、食事がとれない、高熱をともなうときは、抗生剤投与が必要になりますので、病院受診してください。

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