低血糖にそなえましょう  ☆内科 糖尿病内科 在宅医療☆ | 福岡の在宅医療・訪問診療「クリニック・ホームドクターズ」総合内科・糖尿病内科・消化器内科

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低血糖にそなえましょう  ☆内科 糖尿病内科 在宅医療☆

「低血糖」という言葉をご存じでしょうか。 お薬で血糖値のコントロールをされている方は耳にしたことがあると思います。血糖値が正常な数値より低くなることを「低血糖」と呼びます。

私たちの体は「糖」をエネルギーとしています。食事をすると糖が吸収されて使われますが、 食事を食べていない間や寝ている時にも体の細胞は働いています。常に働いている細胞のために「糖」は肝臓や筋肉に蓄えられています。食事をとっていない時は蓄えられているものを少しずつ使って体を動かしています。

糖尿病薬を使用されている患者様はフラフラしたり冷や汗を経験したことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。飲み薬やインスリンなど糖尿病薬を使用中の患者様で、歩行や体操など運動をすると、筋肉や肝臓に蓄えられている糖が使われて、 薬の効果と相乗効果で血糖値が下がります。そのため上手に備えておく必要があります。インスリンを使っていたり糖尿病のお薬を飲んでいてドキドキする、手先が震える、めまいがする、朝起きたら寝汗をびっしょりかいていた等、このような変化を感じた方は早めにご連絡ください。

低血糖になった時には血糖値をすぐに上げるようにブドウ糖などを口からとりますが、意識がなくなるぐらいになってしまった場合は周りの方に救急車を呼んでもらって対応する必要があります。これまでは救急車がくるまでの対応方法としてグルカゴンというお薬を注射する方法だけでしたが、今では鼻にワンプッシュするだけで血糖値をあげるお薬が出てきました。これだと、低血糖で反応がなく、ブドウ糖を服用させることができない場合でもすぐに改善させることが可能です。在宅医療の現場でも低血糖に遭遇することはよくあります。訪問診療でインスリン使用中の患者様で、低血糖を繰り返している患者様にはこのような薬を処方させていただいております。

安心して普段と変わらない毎日が過ごせるように上手に備えましょう。いつでもご相談ください。

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