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繰り返しお腹が痛くなります。 過敏性腸症候群かも?  ☆内科 在宅医療☆

繰り返す腹痛とともに便秘や下痢など排便の不調を訴える患者様は多いです。過敏性腸症候群という病気はしっていますか?排便によって症状が改善する繰り返す腹痛が長引いている場合は、検査で異常がなければ過敏性腸症候群と診断されます。最近増加傾向にあり、有病率は10~15%とも言われます。ストレスなど心理的な背景を原因に発症することが多いといわれます。原因は多説あり、腸内細菌のバランス、神経伝達物質や内分泌ホルモン、遺伝などの関与により消化管運動の異常、知覚過敏などを引き起こすようです。また、感染性腸炎の発症後に過敏性腸症候群の発症率が6~7倍に増加することが指摘されています。器質的な疾患ではないため、CTや胃カメラ、大腸カメラなど各種検査を行っても検査で異常を指摘されることはありません。体重減少や血便などもないとされます。就寝中の排便もありません。

治療は高繊維食、腸内細菌のバランスの改善が重要で、食事の内容以上に生活習慣が重要です。薬としては、消化管運動改善薬や下痢に対しては止痢薬、腹痛には抗コリン薬、便秘には下剤の調整を行います。もしこれらの治療を行って改善がみられなければ、心療内科的なアプローチをすることとなっています。症状は加齢とともに軽快していくことが知られ、時々炎症性腸疾患に移行することもあるので注意が必要です。発熱、関節痛、血便、体重減少は炎症性腸疾患の警告症状ですので見逃さないようにしています。

なにか症状で気になることがあればご相談ください。胃カメラ、大腸カメラ、CT、エコーなど各種検査を行うことが可能です。