コロナウイルスが流行後、マスクや手洗いなど皆さまが感染防御を行うことでコロナウイルスだけでなく、インフルエンザウイルスの予防も行われていたことで、ここ数年インフルエンザウイルスの流行が抑えられています。しかし、最近の人々の流動性の増加が今年はインフルエンザが流行することが懸念されています。発熱、咳、鼻水や咽頭痛など感冒症状がある場合、インフルエンザなのかコロナウイルスなのか診断が重要になってきます。当院では、同時に調べることのできるキットを準備しております。
インフルエンザウイルス感染症と診断できた場合は、抗インフルエンザ薬を投与します。抗インフルエンザ薬は内服であれば、1日2回、5日間服用するタミフル、1日1回、1回投与で済むゾフルーザがあります。吸入であれば1回2吸入、1日2回の5日吸入するリレンザ、1回2吸入、1日1回吸入で済むイナビルがあります。患者様のADLや使い勝手、腎機能障害や妊婦や授乳婦か、副作用なども考慮し治療薬を使用します。
インフルエンザワクチンも投与開始しております。インフルエンザワクチンをご希望の方は、当院へご相談ください。