在宅医療でのむくみ対策 日常生活でできる工夫  | 福岡の在宅医療・訪問診療「クリニック・ホームドクターズ」総合内科・糖尿病内科・消化器内科

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在宅医療でのむくみ対策 日常生活でできる工夫 

こんにちは、1週間早いですね。もう金曜日、あっという間です。

一昨日は医療・介護関係の方々とお食事会に参加してきました。顔の見える関係って大切ですね。訪問診療の依頼、訪問看護の依頼、施設入居の相談など、顔が見えると相談しやすいですよね。名前だけだとどんな人なのか、相談しにくいと思います。在宅医療では、いろんな方々が患者さんを支えています。すこしでも連携を深めることができれば、患者さんのためになるのではと思い、できるだけ参加しています。

今回は「むくみ」です。在宅療養中の患者さんで、足のむくみを感じることは少なくありません。長時間同じ姿勢で過ごすことや、体の働きの変化によって、体内の水分バランスが崩れることが原因となります。

むくみは見た目の変化だけでなく、だるさや動きにくさにつながることもあります。日常生活の中でできる工夫を取り入れることも大切です。

まず意識したいのは、足を少し高くして休むことです。横になるときにクッションやタオルを使って足を心臓よりやや高い位置に保つことで、血液や水分の流れが改善しやすくなります。

次に、可能な範囲で足を動かすことも重要です。座ったままでも足首を動かしたり、軽く曲げ伸ばしをすることで、筋肉の働きによって血流が促されます。

また、塩分の摂りすぎにも注意が必要です。味の濃い食事が続くと、体に水分がたまりやすくなります。できる範囲で薄味を意識することが役立ちます。なかなか自宅で行うのは難しいですが、よく患者さんが入院される時、入院時の食事で塩分6g制限食にされることもありますが、その間だけでも足はスッキリなる方多いですね。

在宅医療では、むくみの原因に応じて薬による調整を行うこともあります。心不全がないか、腎機能は問題ないか、甲状腺機能に異常ないか、栄養状態は大丈夫かなど血液検査でも原因精査を行います。患者さんによって心臓や腎臓の状態など、背景によって対応が異なるため、気になる変化があれば医療者に相談することが大切です。心不全が悪くなっていれば利尿剤で調整します、低栄養が原因であれば栄養状態の改善を行います。カルシウムブロッカーや鎮痛薬などの薬剤性の浮腫であることもため、薬剤の見直しも行います。

ご家族や介護スタッフが日々の変化に気づくことも重要です。急にむくみが強くなった場合には、早めの対応につながります。

むくみは日常の工夫で改善できることも多くあります。無理のない範囲で対策を続けることが、安心した在宅療養につながります。

訪問診療について、在宅医療について、何か気になることがございましたらいつでもご相談ください。