在宅医療での薬の管理  自宅で安心して続けるために | 福岡の在宅医療・訪問診療「クリニック・ホームドクターズ」総合内科・糖尿病内科・消化器内科

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在宅医療での薬の管理  自宅で安心して続けるために

皆さん、こんにちは、ホームドクターズです。また一段と温かくなってきましたね。若干、私の感じる花粉の勢いが衰えてきているような印象です。今年も花粉症はつらかったですね。

今日は在宅医療における薬のお話をさせて頂きます。

以前、裕生堂薬局さんと、合同で、クリニックと薬局の連携についてお話させて頂きました。今回の診療報酬改定でも、残薬の管理などが問題になっているようで、その点も診療の際にきちんと確認するように通知がきておりました。

在宅療養では、日々の薬の管理がとても重要になります。特に高齢の方や複数の病気をお持ちの方では、服用する薬の種類や回数が多くなりやすく、適切に管理できるかどうかが体調の安定に大きく関わってきます。

まず大切なのは、決められた時間に正しく服用することです。飲み忘れや重複して飲んでしまうことは、思っている以上に起こりやすく、それが体調悪化の原因になることもあります。そのため、1日ごとや1回分ごとに薬をまとめておく方法や、お薬カレンダーやピルケースを活用する方法が有効です。生活リズムに合わせて、無理なく続けられる形を見つけることが重要です。訪問薬局と連携して、カレンダーなどをお勧めしていきます。

また、それぞれの薬がどのような目的で処方されているのかを理解しておくことも大切です。例えば血圧を下げる薬、血液をサラサラにする薬、血糖値を調整する薬など、役割を知っておくことで、体調の変化に気づきやすくなります。副作用の早期発見にもつながるため、わからない点は医師や薬剤師に確認しておくと安心です。薬の種類が多くなると、なぜこの薬が入っているか、理解されていないケースも多く認めます。日頃からご自分、家族の病気、病歴、薬の内服理由なども確認していただくと、救急搬送になった時や、薬の整理もしやすくなるのでぜひおすすめです。私も救急部でも当直していましたが、夜間搬送された時、病歴や薬の内容があると迅速な診断に役立ちます。

在宅医療では、医師だけでなく薬剤師も重要な役割を担っています。訪問薬剤管理指導を利用することで、自宅にいながら薬の説明を受けたり、飲み合わせの確認や残薬の調整を行うことができます。薬が多くなりすぎている場合には、整理や見直しを行うことで、服薬の負担を軽減することも可能です。残薬問題は今すごく問題になっています。自宅へお伺いした際に、ベット下から山のように飲み忘れた薬などがでてくることがあります。患者さんも悪いと思って主治医に伝えきれていなかったようです。このようなケース、非常に多いです。

さらに、ご家族や介護スタッフが関わる場合には、情報共有が欠かせません。誰がどのタイミングで薬を管理するのかを明確にし、役割を分担することでミスを防ぐことができます。一人で抱え込まず、チームで支える体制を整えることが安全な療養につながります。

薬の管理は一見すると単純な作業に見えますが、日々の積み重ねが体調の安定に直結します。在宅医療では、患者さんの生活に合わせた形で無理なく続けられる方法を一緒に考えていきます。安心して自宅で過ごすためにも、薬の管理について不安がある場合は、早めに相談することが大切です。

福岡院、春日院、筑紫野院で福岡の広範囲で訪問診療を行っております。

何かお困りな事が御座いましたらいつでもご相談ください。どうぞよろしくお願い致します。