在宅医療を検討されている患者さんやご家族から、よくいただく質問のひとつに「夜間や急変時も対応してもらえるのですか?」というものがあります。
結論から言うと、在宅医療では24時間対応体制がとても重要です。ただし、その“中身”は医療機関によって大きく異なります。
例えば、夜間でも医師が直接対応できる体制なのか、まず電話対応でトリアージを行うのか、訪問看護とどのように連携しているのか。
こうした違いが、実際の安心感や医療の質に直結します。
私たちのクリニックでは、急変時にはできるだけ早く状況を把握し、必要に応じて夜間でも往診を行っています。実際に夜間多いコールは、発熱や転倒、呼吸苦や腹痛などの苦痛などでしょうか。
特に、呼吸状態の悪化や発熱、意識レベルの変化などは迅速な対応が重要です。必ず患者さんやご家族にも状況をしっかりと確認し必要な場合には緊急往診にお伺いするように心がけています。
在宅医療を始めた当初は自分一人で緊急コールから、緊急往診まで対応していました。深夜などに緊急コールがあるとやはりきつい部分もありますが、患者さんがとても安心してくれるので非常にやりがいを持って訪問診療に取り組んできました。患者さんが増えてくると、一人での対応が難しくなり、徐々に関わってくれる看護師、医師の数を増やしてくることができました。やはり、医師一人での24時間365日対応は現実的に難しいので、当院では、当番制でオンコール対応をすることで、質の高い在宅医療を今後も継続して行うことを目指しています。
また、すべてを医師だけで対応するのではなく、訪問看護師やご家族とも連携しながら、最適な判断を行うことが大切です。状態悪化時には、常に寄り添っている訪問看護の意見も参考にしながら、治療の方針を決定しています。在宅医療はチーム医療です。ケアマネージャー、ソーシャルワーカー、訪問看護、訪問リハビリ、訪問薬局、クリニック、皆で患者さんを優しく支えます。
在宅医療は「家で過ごす医療」ですが、同時に「いつでも支えられる体制」があってこそ成り立ちます。
もし在宅医療を検討されている場合は、その医療機関がどのような24時間対応をしているのか、具体的に確認することをおすすめします。当院では、できるだけ迅速に対応できるよう、福岡院、春日院、筑紫野院の3院で福岡市、春日市、大野城市、那珂川市、太宰府市、筑紫野市、鳥栖市など、福岡の広範囲に訪問診療をしております。何かご不明な点がございましたらいつでもご相談ください。